役員ご挨拶

次期理事長 平田智剛

市民の皆様。
この法人にご関心をお寄せいただきましてありがとうございます。

私たち日本弱者男性センターの活動目的はただ一つです。それは、 「男性の幸福を願う男性」の幸福 を実現することです。

現代社会にはたくさんの男性差別が存在します。

  • 大学入試の女子枠が拡大され、男女比を揃えて女性にも挑戦の機会を与えるべきとされる一方で、
    女子が強い高校入試では、男子枠※が廃止される
    ※2021年。都立高校入試について、東京都教育委員会の発表。正確には男女別定員制度であるが、この制度で競争倍率が下がるのは男子である場合が多い
  • 女性の管理職登用は進むのに男性の一般職採用は進まない
  • 小学6年生の男の子の名前と顔を晒したうえで、性器に毛が生えていないことを暴露した番組
    2021年 探偵ナイトスクープ ABCテレビ
  • 自殺者は依然として男性のほうが女性より圧倒的に多いという前提を無視し、
    「女性に特化した自殺対策」に乗り出した政権
    2022年 コロナ禍で非正規雇用の女性の自殺が増加した問題を受けて。
  • 海外の例ですが、戦争が起きれば男性だけ戦地に閉じ込められる。これに対して誰も非難の声を挙げない
    2022年 ロシアウクライナ戦争勃発の際、ウクライナのゼレンスキー大統領は、18歳から65歳までの男性の出国を禁止した。

以上は数ある男性差別のうちのほんの一例です。

そして何よりも悲しいことに、
マスコミも、公的機関も、そしてジェンダー学者でさえも、男性差別について言及することはほとんどありません。

誰も手を差し伸べてくれない社会で、多くの男性は「差別を無視する」ことで、なんとか暮らしていることでしょう。

しかし、みんなが見て見ぬふりしてしまうようでは、実際には差別は無くなりません。でも、表面上だけ「男性差別なんて無かったこと」になってしまいます。
100年後を生きる子供たちが、未来の小中学校で

平成・令和の時代は男性優位社会で、女性ばかりが不遇な思いをしてきた。

100年後の小中学校で使われる「社会」の教科書 (想像)

と教わっている光景を想像してみてください。

  • 男子枠が廃止されたために高校に落ち、
    さらに女子枠のしわ寄せで大学にも落ちた男性の抱いた疑問
  • 一般職に就きたくてもつけなかった男性の悲しみ
  • 思春期に自分の性器をテレビで笑いものにされた男の子の屈辱と怒り
  • 自殺対策でまで女性が優先されることに絶望したことが決め手となって行動に移してしまった男性の声無き怨嗟
  • 性別を理由に戦地に閉じ込められて戦死した男性の流した血涙

こういったものが全て「無かった」かのようにされてしまうんです。

男性の嘆きは淘汰され、女性の主張だけが歴史となり未来へと届く。
これ以上の屈辱・恐怖・苦痛・絶望があるでしょうか。
女性の声だけ聞く男女平等は、それ自体が不平等だと思います。

こんな悲しいことに耐えられなかった者たちの集合場所が、私たち日本弱者男性センターです。

単に「男性の幸福」を目指すだけであれば、差別を無視し、アンガーコントロールやスルースキルを磨く講座を開けば簡単に目的は達成できるでしょう。
しかし、そうやって問題から目を逸らし、男性差別を見て見ぬふりする選択をすることは、「他の男性の幸福を願う」ことを諦めたようなものだと思います。
「男性の幸福を願う」ことを諦められない男性が、それでも幸福に暮らせる社会を作る。
それが私たちの使命です。私たちは徹底的に男性差別と向き合います。
だからこそ、「男性の幸福」では全く足りず、「『男性の幸福を願う男性』の幸福」を目的として、私たちは掲げたのであります。

最後に、弊法人は会員の募集も行っております。もし 「男性の幸福を願う男性」の幸福 という目的に共感いただけましたら、是非とも こちら からお声がけください。
弊法人と同じような目的を掲げて活動する法人は、そう多くありません。
国税庁のホームページにて調べたのですが、
「男性」を名称に含む法人は日本に10つしかありません。
「弱者男性」を名称に含む法人至っては、弊法人が唯一です。
弊法人は、弱い立場にある男性の幸福を一緒に考えていきたい人にとって、日本一楽しめる法人です。

以上、長文でのご挨拶となり誠に恐縮ですが、何卒温かく見守っていただけますと幸いです。

2023年5月22日

特定非営利活動法人日本弱者男性センター
次期理事長 平田智剛

副理事長 熊谷貴子

こんにちは。わたしは、当法人副理事長の熊谷貴子と言います。

今の時代男女平等と謳っていながら男性がかなり冷遇されているのは私の視点から見ても明らかです。支援もほとんど女性の為のもの。男性が受ける事は困難です。そんな現状に女性の立場でありながらも疑問を感じております。

まずは、男性=加害者、女性=被害者の考え方
はやめましょう。この偏見は直ぐに改めるべきです。冤罪を生み出す原因になります。

20年以上前に女性専用車両が出来た時私は大変感激して嬉しかったものです。直ぐ男性専用も出来るだろうと思いましたが今現在も女性専用車両のみです。何故?

男性専用車両について女性の方々も必要性を感じて下さっている事には、同じ女性として大変嬉しく思います。男性専用車両の署名活動の際、「愛する夫や恋人、息子の為に賛同する」と話す女性がいました。私も同感です。男性専用車両は女性の為でもあるのです。みんなが安心して電車を利用するには男女両方の専用車両が必要なのではないでしょうか。私はこの法人で一方に片寄る事なく中立な立場で活動をしております。
最後に余談になりますが、女性専用車両は良識ある男性の協力と思いやりで成り立っています。女性の方々は、出来るだけ極力利用される事をおすすめします。少しでも一般車両に男性が安心して乗車出来ることも必要だと思います。お互い相手を思いやる心が大切です。

副理事長 飯塚勝巳

初めまして、副理事長をさせて頂いてる、飯塚勝巳と申します。

副理事長を務めさせて頂けるのは初めてなので、未熟者ですが、どうぞ、暖かい目で見守りください。

飯塚勝巳

監事 岩﨑拓海

みなさんはじめまして!もしかすると男性専用車両の署名運動でご存知かもしれません。
特定非営利活動法人日本弱者男性センター 監事の岩﨑 拓海と申します。

高校時代、電車通学で日本でも有数の混雑路線である。大阪市営地下鉄 御堂筋線(現 大阪メトロ)を利用しており素朴な疑問を抱きました。
「なんで女性専用車両はあって、男性専用車両はないんだろうか」
その疑問から署名サイト「change.org」で男性専用車両の導入を求める署名活動を展開しました。
約7年前、高校2年生の夏のことでした。
署名活動を行っていく過程で、世の中にはさまざまな「男性差別」が蔓延っていることに気づき、日本でも珍しい「男性差別」と戦うこのNPOの立ち上げに賛同し、設立時より監事に就任しました。
別分野のNPO役員として、活動してきた実績を活かしてこの法人に寄与していきたいと思います。

1999年(平成11年)8月5日生まれ、大阪府大阪市出身、在住
特定非営利活動法人MSISK 理事長
NPO法人対人援助職支援グループ 監事

掲載歴

2017年6月17日

東京新聞 朝刊 特報面 痴漢冤罪の「防衛策」

2017年8月23日

エキサイトニュース「男性専用車両」導入を求める署名活動に注目!(ニュースアプリSmartNews連動配信)

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